ローズオイルとは

 

ローズオイルはバラの花から抽出したオイルです。バラには数多くの種類がありますが、その中でも「バラの女王」として有名なのがダマスクローズです。ダマスクローズはモロッコ、中国、イタリアなど世界各地で栽培されていますが、その中で最も香りが良いとされているのがブルガリア産のダマスクローズです。

 

高級ブランドの香水などにも使われており、ブルガリア産のローズオイルは最高級と称されています。ローズオイルを1グラム抽出するには2?3キロ(3000本近く)のバラの花が必要ですが、ダマスクローズは一年のうち20日程度しか咲きませんから、高価なのも納得できるでしょう。ローズオイルは水蒸気蒸留法という方法でつくられます。バラの花と水しか使われませんから、直接肌に塗っても口に入れても大丈夫です。

 

ブルガリアでは薬としても昔から親しまれてきました。ローズオイルの主成分はゲラニオールです。そして、この成分にはさまざまな効果があります。ゲラニオールはバラの香りを含む香気成分ですが、抗菌や抗不安、皮膚の弾力回復などの効果があると言われています。

 

まず、香り高いローズオイルはリラックス効果があります。ストレスや緊張を和らげてくれますから、イライラしている時などに香りを楽しむと心を落ち着けることができます。またこの成分には整腸作用があると言われています。ローズオイルで有名なブルガリアではお腹が痛い時にはバラのジャムやシロップを食べたり、紅茶に溶かして飲んだりするのが民間療法として残っています。

 

前述のように、ローズオイルは口に入れても安全ですから、腹痛の時に少量摂取してみるのも一つの方法かもしれません。また、ローズオイルを毎日摂取していると、体からバラの香りがするようになると言われます。胃や腸で主成分のゲラニオールが吸収されて、汗になって体外に放出されるからです。香水を使わなくても、自然にバラの香りが漂う体になれたら、素敵なことでしょう。

 

その他に、女性ホルモンのバランスを整えたり、美容効果もあります。ですから、ローズオイルが入ったサプリメントが女性に人気なのです。婦人科系だと子宮強壮や月経周期の正常化を促進する効果があります。美容系はさまざまです。肌の調子を整えたり保湿効果がありますし、抗菌作用や抗アレルギー作用もあります。血流改善にもなりますから、冷え性の女性には特にいいかもしれません。また、毛髪育成でフケや抜け毛予防にもなると言われています。